令和3年度 問5 (2)論点:維持修繕重要度 A未着手

亀甲状ひび割れ・わだち掘れの原因と修繕工法

これは1級舗装施工管理技術者 応用試験 令和3年度(2021年6月27日(日)実施) 問5 (2)の問題です。論点は「維持修繕」(重要度A・解答の形は穴埋め・記述)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。

アスファルト舗装に発生する、①車輪走行部の沈下を伴う亀甲状ひび割れ、②塑性変形によるわだち掘れについて、その発生原因(配合・施工上の原因は除く)および修繕工法をそれぞれ1つ、解答欄へ簡潔に記述しなさい。ただし、修繕工法については、それぞれ異なる工法とする。

解答欄

0 / 40 字
0 / 20 字
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本試験は解答用紙の枠に手書きです。書き終えたら「採点する」で模範解答と要点を表示し、書けていた要点にチェックを入れて記録します。

字数は本試験の解答欄に入るおおよその量です。「〜する」「〜を行う」の形で、具体的な数値や方法まで書くと要点が入りやすくなります。

正解

①車輪走行部の沈下を伴う亀甲状ひび割れ 発生原因 模範解答

交通荷重の繰返しに対し、路床・路盤の支持力が不足している。

29 字
別解

路盤への雨水の浸入や排水不良で路盤・路床が軟弱化し、支持力が低下した。

大型車交通量の増加で、舗装の構造(厚さ)が交通荷重に対して不足した。

①車輪走行部の沈下を伴う亀甲状ひび割れ 修繕工法 模範解答

打換え工法

5 字
別解

局部打換え工法

路上路盤再生工法

②塑性変形によるわだち掘れ 発生原因 模範解答

大型車交通量が多く、夏期の高温時に表層・基層の混合物が流動した。

32 字
別解

交差点や登坂部など大型車の低速走行・停止が多い箇所で、高温時に混合物が流動した。

路面温度が高くなる条件のもとで、重交通の荷重を繰り返し受けた。

②塑性変形によるわだち掘れ 修繕工法 模範解答

切削オーバーレイ工法

10 字
別解

表層・基層打換え工法

路上表層再生工法

要点(書けていたものにチェック)①車輪走行部の沈下を伴う亀甲状ひび割れ 発生原因①車輪走行部の沈下を伴う亀甲状ひび割れ 修繕工法②塑性変形によるわだち掘れ 発生原因②塑性変形によるわだち掘れ 修繕工法
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。

模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。

解き方

  1. 舗装施工便覧・舗装の維持修繕ガイドブックによる。車輪走行部の沈下を伴う亀甲状ひび割れは、路床・路盤の支持力不足、排水不良による路盤の軟弱化、舗装厚の不足など構造的な原因で生じる。表層だけの補修では再発するので、路盤まで打ち換える打換え工法(局部打換え、路上路盤再生工法も可)で修繕する。
  2. 塑性変形によるわだち掘れは、大型車交通量が多い、交差点など低速・停止が多い、夏期の高温など交通・気象条件のもとで表層・基層の混合物が流動して生じる。流動した層を切削して耐流動性の高い混合物(改質アスファルト混合物など)で舗設し直す切削オーバーレイ工法、表層・基層打換え工法で修繕する。
  3. 問は配合・施工上の原因(アスファルト量過多、締固め不足など)を除くとしているので、構造・交通・気象の条件で答える。①②の修繕工法は異なるものにする。
引っかけ:わだち掘れに単純なオーバーレイやわだち部オーバーレイを答えると、流動した層を残すので再発しやすい。①と②に同じ「打換え工法」を書かない。

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出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 応用試験 令和3年度(2021年6月27日(日)実施) 問5 (2)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する