損傷に対する維持的な工法
これは1級舗装施工管理技術者 応用試験 令和8年度(2026年6月28日(日)実施) 問5 (2)の問題です。論点は「維持修繕」(重要度A・解答の形は穴埋め・記述)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
アスファルト舗装に発生する①ポットホール、②コルゲーション、およびコンクリート舗装に発生する③段差、④ポリッシングに対して、路面の機能を維持するための措置としての維持的な工法をそれぞれ1つ解答欄に記入しなさい。なお、基層以下の層は健全とする。
解答欄
正解
①ポットホールの維持的な工法 模範解答
パッチング工法
7 字別解
加熱アスファルト混合物による穴埋め(パッチング)
常温混合物によるパッチング
②コルゲーションの維持的な工法 模範解答
切削工法
4 字別解
路面切削による凸部の除去
パッチングによる凹部の補修
③段差の維持的な工法 模範解答
パッチング工法(すりつけ)
13 字別解
注入工法(版の沈下の修正)
切削工法(グラインディング)
④ポリッシングの維持的な工法 模範解答
粗面処理工法
6 字別解
グルービング工法
表面処理工法
要点(書けていたものにチェック)①ポットホールの維持的な工法②コルゲーションの維持的な工法③段差の維持的な工法④ポリッシングの維持的な工法
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- 舗装設計施工指針・舗装施工便覧(平成18年版)のアスファルト舗装の維持工法:ポットホールにはパッチング(加熱または常温混合物による穴埋め)。コルゲーション・くぼみなど凹凸には切削工法(路面切削機で凸部を削る)やパッチングを行う。
- コンクリート舗装の維持工法:段差(目地部や構造物との境の沈下)はアスファルト混合物によるパッチング(すりつけ)や、版下に注入材を注入して版を持ち上げる注入工法、凸側を削る切削工法で修正する(舗装点検要領(平成29年3月)の損傷評価の例でも、目地部の段差には「段差すりつけといった措置」を挙げている)。ポリッシング(路面のすり減りによる光沢化)にはショットブラストなどの粗面処理工法、グルービング、表面処理工法ですべり抵抗を回復する。
- 問は基層以下が健全な前提なので、打換えやオーバーレイ(修繕工法)ではなく維持的な工法を書く。
引っかけ:打換え工法・切削オーバーレイ工法は修繕工法であり、「維持的な工法」として求められていない。ポリッシングはすべり抵抗の低下であり、シーリングなどひび割れの工法を書かない。
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論点ページ:維持修繕の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和8年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 応用試験 令和8年度(2026年6月28日(日)実施) 問5 (2)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する