リフレクションクラックの抑制対策
これは1級舗装施工管理技術者 応用試験 令和7年度(2025年6月22日(日)実施) 問5 (3)の問題です。論点は「維持修繕」(重要度A・解答の形は穴埋め・記述)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘が読めます。
既設コンクリート舗装上に加熱アスファルト混合物を用いてオーバーレイを行う場合、コンクリート版の目地部やひび割れ部分からのリフレクションクラックの発生を抑制させる対策を2つ解答欄へ簡潔に記述しなさい。
解答欄
正解
対策 ① 模範解答
目地部やひび割れ部の上にシート系材料を張り、応力を分散させる。
31 字別解
版の沈下やがたつきは、注入工法で版を安定させてから舗設する。
目地やひび割れに注入目地材を充塡し、破損部を補修してから舗設する。
対策 ② 模範解答
既設版と表層の間に、改質アスファルトを用いた応力緩和層を設ける。
32 字別解
オーバーレイの厚さを厚くし、ひび割れが表面に達するのを遅らせる。
目地の真上の表層にカッタで誘発目地を切り、シール材を注入する。
要点(書けていたものにチェック)対策 ①対策 ②
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- 舗装施工便覧(平成18年版)・舗装設計施工指針のコンクリート舗装上のアスファルトオーバーレイ:コンクリート版の目地やひび割れの動きにより、オーバーレイ層に同じ位置のひび割れ(リフレクションクラック)が生じやすい。
- 抑制対策には、(1) 目地部・ひび割れ部へのシート系材料(ジオテキスタイル等)の設置、(2) 応力緩和層(ゴム・ポリマー改質アスファルトを用いた混合物層など)の設置、(3) 版の沈下・がたつきを注入工法(アンダーシーリング)で止め、破損した目地やひび割れを補修してから舗設すること、(4) オーバーレイ厚を大きくすること、(5) 目地位置の表層に誘発目地を設けてシール材を注入することなどがある。
引っかけ:2つの対策を同じ種類(シート系と応力緩和層の言い換え)にせず、別の方法を書くと確実である。
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論点ページ:維持修繕の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和7年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 応用試験 令和7年度(2025年6月22日(日)実施) 問5 (3)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する