半たわみ性舗装のセメントミルク浸透作業
これは1級舗装施工管理技術者 応用試験 令和3年度(2021年6月27日(日)実施) 問4 (4)の問題です。論点は「各種の舗装」(重要度B・解答の形は穴埋め・記述)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
半たわみ性舗装の施工におけるセメントミルクの浸透作業に関する留意点について、解答用紙に示された解答例を参考に解答例と異なるものを2つ挙げ、解答欄へ簡潔に記述しなさい。
解答欄
正解
留意点 1 模範解答
浸透後、表面に残った余剰のセメントミルクをゴムレーキ等でかき取る。
33 字別解
振動ローラで振動を与え、セメントミルクを母体の空隙に全層浸透させる。
母体アスファルト混合物が十分冷えてから、セメントミルクを散布する。
散布前に母体の表面のごみや泥を取り除き、乾燥した状態で浸透させる。
留意点 2 模範解答
練り混ぜたミルクの流動性を確認し、可使時間内に散布・浸透させる。
32 字別解
降雨のおそれがあるときは作業を行わず、雨水でミルクを薄めない。
浸透不足の箇所には、ミルクを再度散布して浸透させる。
施工継目や端部は浸透不足になりやすいので、入念に浸透させる。
要点(書けていたものにチェック)留意点 1留意点 2
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- 半たわみ性舗装は、空隙率の大きい開粒度タイプの母体アスファルト混合物(空隙率20~28%程度)を舗設し、その空隙にセメントミルク(浸透用セメントミルク)を浸透させたもの(舗装施工便覧)。
- 浸透作業では、母体混合物が十分冷えてから、流動性(Pロート流下時間など)を確認したセメントミルクを散布し、振動ローラで振動を与えて全層に浸透させる。浸透後は表面の余剰ミルクをゴムレーキ等でかき取り、骨材の表面を出してすべり抵抗を確保する。降雨時は作業を避け、浸透不足の箇所は再散布する。解答用紙に示された解答例は不明のため、解答例と同じ内容になった場合は正答にならない。
- 模範解答は余剰ミルクの除去とミルクの流動性・可使時間の管理、別解に振動ローラでの浸透、母体の温度、表面の清掃、降雨時の中止、浸透不足部の再散布などを挙げた。
引っかけ:母体混合物が熱いうちに散布すると浸透不良や急な硬化を招く。余剰ミルクを残すと表面がセメント膜で覆われ、すべり抵抗の低下やはく離の原因になる。
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論点ページ:各種の舗装の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 応用試験 令和3年度(2021年6月27日(日)実施) 問4 (4)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する