リフレクションクラックの抑制対策
これは1級舗装施工管理技術者 応用試験 令和3年度(2021年6月27日(日)実施) 問5 (3)の問題です。論点は「維持修繕」(重要度A・解答の形は穴埋め・記述)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘が読めます。
加熱アスファルト混合物を用いたオーバーレイ工法の施工に際し、既設アスファルト舗装にひび割れが発生していた場合、リフレクションクラックの発生を抑制・遅延させる対策を2つ、解答欄へ簡潔に記述しなさい。
解答欄
正解
対策 1 模範解答
既設舗装のひび割れにシール材を注入・充填してからオーバーレイする。
33 字別解
ひび割れの著しい箇所は切削または打換えで除去してからオーバーレイする。
ひび割れの動きに追従しやすい改質アスファルト混合物でオーバーレイする。
オーバーレイ厚を厚くし、ひび割れが表面に達するまでの期間を延ばす。
対策 2 模範解答
既設面に応力緩和層やジオテキスタイル等のシート材を設けてから舗設する。
35 字別解
砂分の多い応力緩和用混合物の層を設け、ひび割れの応力を分散させる。
ガラス繊維グリッド等の補強材を敷設し、ひび割れの伝播を抑える。
ひび割れ部をアスファルト系シール材で処理し、雨水の浸入も防ぐ。
要点(書けていたものにチェック)対策 1対策 2
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- リフレクションクラックは、既設舗装のひび割れや目地の動き(交通荷重・温度変化)がオーバーレイ層に伝わり、同じ位置に生じるひび割れ(舗装施工便覧)。
- 抑制・遅延の対策には、①既設ひび割れへのシール材注入・充填、②ひび割れの著しい部分の切削・打換え、③応力緩和層(砂分の多い混合物、改質アスファルト系)やジオテキスタイル・グリッド等のシート材の設置、④たわみ追従性の高い改質アスファルト混合物の使用、⑤オーバーレイ厚の増加がある。2つは異なる種類の対策を選ぶ。
引っかけ:「タックコートを入念に散布する」は層間の接着の対策で、リフレクションクラックの対策としては弱い。
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論点ページ:維持修繕の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 応用試験 令和3年度(2021年6月27日(日)実施) 問5 (3)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する