ポーラスアスファルト混合物の配合設計と機能
これは1級舗装施工管理技術者 応用試験 平成28年度(2016年6月26日(日)実施) 問3 (1)の問題です。論点は「各種の舗装」(重要度B・解答の形は穴埋め・記述)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
ポーラスアスファルト混合物の配合設計において、最適アスファルト量の設定のために実施する特有の試験を1つ挙げ、その後に実施する混合物の物性確認試験の名称を3つ挙げなさい。また、ポーラスアスファルト混合物を用いた舗装の特徴的な機能を2つ挙げなさい。
解答欄
正解
①最適アスファルト量の設定のために実施する特有の試験 i 模範解答
ダレ試験
4 字別解
カンタブロ試験
②最適アスファルト量の設定後に実施する混合物の物性確認試験 i 模範解答
マーシャル安定度試験
10 字別解
ホイールトラッキング試験
透水試験
カンタブロ試験(①で挙げていない場合)
②最適アスファルト量の設定後に実施する混合物の物性確認試験 ii 模範解答
ホイールトラッキング試験
12 字別解
マーシャル安定度試験
透水試験
カンタブロ試験(①で挙げていない場合)
②最適アスファルト量の設定後に実施する混合物の物性確認試験 iii 模範解答
透水試験
4 字別解
マーシャル安定度試験
ホイールトラッキング試験
カンタブロ試験(①で挙げていない場合)
③ポーラスアスファルト混合物を用いた舗装の特徴的な機能 i 模範解答
排水機能(雨天時の水はね防止)
15 字別解
騒音低減機能
雨天夜間の視認性の向上
雨天時のすべり抵抗性の確保
③ポーラスアスファルト混合物を用いた舗装の特徴的な機能 ii 模範解答
騒音低減機能(タイヤ路面騒音の低減)
18 字別解
排水機能
雨天夜間の視認性の向上
雨天時のすべり抵抗性の確保
要点(書けていたものにチェック)①最適アスファルト量の設定のために実施する特有の試験 i②最適アスファルト量の設定後に実施する混合物の物性確認試験 i②最適アスファルト量の設定後に実施する混合物の物性確認試験 ii②最適アスファルト量の設定後に実施する混合物の物性確認試験 iii③ポーラスアスファルト混合物を用いた舗装の特徴的な機能 i③ポーラスアスファルト混合物を用いた舗装の特徴的な機能 ii
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- ポーラスアスファルト混合物は空隙率が約20%と大きいため、最適アスファルト量は、アスファルトが骨材から流れ落ちない上限を確かめるダレ試験と、骨材の飛散抵抗(下限)を確かめるカンタブロ試験によって設定する(舗装施工便覧、舗装調査・試験法便覧)。
- 最適アスファルト量を決めた後、マーシャル安定度試験(安定度)、ホイールトラッキング試験(動的安定度)、透水試験(透水係数)、カンタブロ試験(損失率)などで混合物の性状を確認する。
- 舗装の機能は、排水機能(水はね・ハイドロプレーニング・水たまりの防止)、騒音低減機能、雨天夜間の視認性向上、雨天時のすべり抵抗性確保などである。
引っかけ:①で挙げた試験を②にも重ねて書かない(ダレ試験を①に書けば、カンタブロ試験は②に書いてもよい)。③は「透水性舗装」の機能(路盤以下への雨水の浸透)と混同しない。
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論点ページ:各種の舗装の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成28年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 応用試験 平成28年度(2016年6月26日(日)実施) 問3 (1)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する