平成29年度 問5 (2)論点:維持修繕重要度 A未着手

供用初期の破損の原因と修繕工法

これは1級舗装施工管理技術者 応用試験 平成29年度(2017年6月25日(日)実施) 問5 (2)の問題です。論点は「維持修繕」(重要度A・解答の形は穴埋め・記述)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘が読めます。

供用の比較的初期段階にアスファルト舗装に発生した次の破損について、発生原因および修繕工法をそれぞれ1つ簡潔に記述しなさい。

① 流動によるわだち掘れ

② 車輪走行部の亀甲状ひび割れ

解答欄

0 / 20 字
0 / 10 字
0 / 20 字
0 / 10 字

本試験は解答用紙の枠に手書きです。書き終えたら「採点する」で模範解答と要点を表示し、書けていた要点にチェックを入れて記録します。

字数は本試験の解答欄に入るおおよその量です。「〜する」「〜を行う」の形で、具体的な数値や方法まで書くと要点が入りやすくなります。

正解

① 流動によるわだち掘れ:発生原因 模範解答

混合物の耐流動性の不足

11 字
別解

アスファルト量が過多な配合

重交通・高温時の混合物の変形

① 流動によるわだち掘れ:修繕工法 模範解答

切削オーバーレイ

8 字
別解

切削工法

表層打換え工法

② 車輪走行部の亀甲状ひび割れ:発生原因 模範解答

路床・路盤の支持力不足

11 字
別解

舗装厚さ(構造)の不足

路盤の締固め不足

② 車輪走行部の亀甲状ひび割れ:修繕工法 模範解答

打換え工法

5 字
別解

路上路盤再生工法

全層打換え

要点(書けていたものにチェック)① 流動によるわだち掘れ:発生原因① 流動によるわだち掘れ:修繕工法② 車輪走行部の亀甲状ひび割れ:発生原因② 車輪走行部の亀甲状ひび割れ:修繕工法
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。

模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。

解き方

  1. 舗装施工便覧・舗装設計便覧の破損の原因と補修工法による。供用初期の流動わだちは、夏季の高温時に大型車の荷重で表層・基層の混合物が塑性変形するもので、アスファルト量の過多や粒度の不適などによる混合物の耐流動性の不足が原因である。修繕は流動した層を切削し、改質アスファルト混合物など耐流動性の高い混合物で舗設する切削オーバーレイ(または表層・基層打換え)が適する。
  2. 供用初期の車輪走行部の亀甲状ひび割れは、路床・路盤の支持力不足、締固め不足や舗装厚さの不足など構造上の欠陥が原因である。表面処理やオーバーレイでは再発するため、路盤を含めて打ち換える打換え工法(または路上路盤再生工法)で構造を回復する。
引っかけ:亀甲状ひび割れの修繕に「シール材注入」「表面処理」を書くと、構造的な原因に対応しないため不十分。流動わだちの原因に「路床の沈下」を書くのは沈下わだちの原因である。

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出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 応用試験 平成29年度(2017年6月25日(日)実施) 問5 (2)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する