寒冷期のタックコートの養生と汚れ防止
これは1級舗装施工管理技術者 応用試験 平成29年度(2017年6月25日(日)実施) 問4 (4)の問題です。論点は「アスファルト舗装の施工」(重要度A・解答の形は穴埋め・記述)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘が読めます。
加熱アスファルト混合物のタックコート工において、寒冷期の施工で瀝青材料散布後の養生時間を短縮する方法を2つ、タックコート面の保護と瀝青材による施工現場付近の汚れを防止する方法を1つ記述しなさい。
解答欄
正解
① 養生時間の短縮 i 模範解答
アスファルト乳剤を加温して散布する。
18 字別解
ロードヒータで散布面を加熱する。
分解の速いゴム入りアスファルト乳剤を用いる。
① 養生時間の短縮 ii 模範解答
ロードヒータなどで散布面を加熱する。
18 字別解
アスファルト乳剤を加温して散布する。
エンジンスプレーヤで適量を均一に散布する。
② 汚れ防止 模範解答
タイヤ付着抑制型乳剤を使用する。
16 字別解
散布装置付きフィニッシャで舗設直前に散布する。
散布後は舗設まで車両の通行を禁止する。
要点(書けていたものにチェック)① 養生時間の短縮 i① 養生時間の短縮 ii② 汚れ防止
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- 舗装施工便覧のタックコートの施工による。気温が低く養生に時間がかかる寒冷期は、瀝青材料(アスファルト乳剤)を加温して散布したり、ロードヒータなどで散布面を加熱したりして、分解・硬化を早め養生時間を短縮する。
- タックコート面の保護と、車両のタイヤに瀝青材が付着して周辺を汚すことの防止には、タイヤ付着抑制型のアスファルト乳剤を用いるか、散布装置付きのアスファルトフィニッシャで敷きならしの直前に散布する方法がある。
引っかけ:養生時間の短縮で「散布量を増やす」は逆効果(分解に時間がかかり、ブリーディングの原因にもなる)。
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論点ページ:アスファルト舗装の施工の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 応用試験 平成29年度(2017年6月25日(日)実施) 問4 (4)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する