路上路盤再生工法の種類と特徴
これは1級舗装施工管理技術者 応用試験 平成29年度(2017年6月25日(日)実施) 問4 (3)の問題です。論点は「再生」(重要度B・解答の形は穴埋め・記述)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘が読めます。
路上路盤再生工法の種類および全層打換え工法と比較した場合、施工上優位となる特徴を、それぞれ2つあげなさい。
解答欄
正解
① 種類 i 模範解答
セメント安定処理工法
10 字別解
セメント・瀝青安定処理工法
① 種類 ii 模範解答
セメント・瀝青安定処理工法
13 字別解
セメント安定処理工法
② 施工上優位となる特徴 i 模範解答
既設材料を現位置で再利用し、発生材が少ない。
22 字別解
廃材の搬出・新材の搬入が少なく、資源を節約できる。
運搬車両が少なく、周辺の交通への影響が小さい。
② 施工上優位となる特徴 ii 模範解答
施工速度が速く、工期短縮と早期の交通開放ができる。
25 字別解
工程が少なく、交通規制の期間を短くできる。
掘削・運搬の騒音・振動が少ない。
要点(書けていたものにチェック)① 種類 i① 種類 ii② 施工上優位となる特徴 i② 施工上優位となる特徴 ii
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- 舗装再生便覧の路上路盤再生工法は、既設アスファルト混合物層を現位置で破砕し、既設の粒状路盤材とともに安定材と混合・転圧して新たな路盤を構築する工法である。安定材の種類により、セメント安定処理工法とセメント・瀝青安定処理工法(アスファルト乳剤またはフォームドアスファルト+セメント)がある。
- 全層打換え工法と比べると、既設材料を現位置で再利用するため発生材(廃材)の処分と新材の運搬が少なく資源の節約になること、掘削・運搬の工程が少なく施工速度が速いため工期の短縮・交通規制期間の短縮ができること、運搬車両が少なく周辺への影響が小さいことが優位な点である。
引っかけ:「路上表層再生工法(リミックス・リペーブ)」は表層の再生で、路盤の工法ではない。種類は安定材の違いで答える。
同じ論点の過去問
令和7年度 問3 (3)再生骨材の品質(アスコン再生骨材・セメコン再生骨材)
令和元年度 問3 (3)セメントコンクリート再生骨材の性質
平成28年度 問5 (4)路上破砕混合機・リミキサを用いる補修工法
論点ページ:再生の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 応用試験 平成29年度(2017年6月25日(日)実施) 問4 (3)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する