CBRの異常値の棄却判定
これは1級舗装施工管理技術者 応用試験 平成29年度(2017年6月25日(日)実施) 問2 (2)の問題です。論点は「舗装の設計」(重要度A・解答の形は穴埋め・計算・記述)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
ある工事区間の7地点におけるCBRmを求めたところ、小さい値から並べて2.2、3.8、4.0、4.5、4.8、5.1、5.2であった。最小値が極端に小さい場合の棄却判定式の①〜④に当てはまる数値を解答欄に記入しなさい。また、γを求め、小数点以下第四位を四捨五入して第三位までを⑤に記入し、γ(7、0.05)を0.507として最小値の棄却判定を行ったうえで、⑥のどちらか正しいものを○で囲みなさい。
γ = (① − ②) / (③ − ④) = ⑤
解答欄
正解
| ① | 3.8 |
|---|---|
| ② | 2.2 |
| ③ | 5.2 |
| ④ | 2.2 |
| ⑤ | 0.533(.533 も正解) |
| ⑥ | 棄却する |
解き方
- 舗装設計便覧の設計CBRの算定で、各地点のCBRに極端な値があるときの棄却判定による。n個の値を小さい順に x1≦x2≦…≦xn と並べ、最小値 x1 が極端に小さいときは γ=(x2−x1)/(xn−x1) を求め、γ(n, 0.05) を超えれば x1 を棄却する。
- x1=2.2、x2=3.8、x7=5.2 なので γ=(3.8−2.2)/(5.2−2.2)=1.6/3.0=0.5333… → 小数点以下第四位を四捨五入して 0.533。
- 0.533 > γ(7, 0.05)=0.507 なので、最小値 2.2 は棄却する。設計CBRは残りの6地点で算定する。
引っかけ:分子は「2番目に小さい値−最小値」、分母は「最大値−最小値」。最大値の棄却判定((xn−xn−1)/(xn−x1))と取り違えない。④と②は同じ 2.2 になる。
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論点ページ:舗装の設計の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 応用試験 平成29年度(2017年6月25日(日)実施) 問2 (2)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する