アスファルト舗装の構造設計(TA法・理論的設計方法)
これは1級舗装施工管理技術者 一般試験 令和5年度(2023年6月25日(日)実施) 問11の問題です。論点は「舗装の設計」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
アスファルト舗装の構造設計に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) TA法では、凍上抑制層を路盤の一部と考え、TAの計算に含める。
解き方
- 舗装設計便覧(寒冷地の舗装)では、凍上抑制層は路床の一部と考え、TA の計算には含めない。凍結深さから求めた置換え深さが舗装厚より大きい場合に、その差の厚さを凍上の生じにくい材料で置き換える層である。
- 路盤の一部と考えて TA の計算に含めるとする (1) が不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)不適当。凍上抑制層は路床の一部と考え、TA の計算に含めない。
- (2)適当。理論的設計方法は各層の弾性係数などを用いるので、等値換算係数が不要で、新工法・新材料を検討しやすい。
- (3)適当。サンドイッチ工法のように TA 法が適当でない構造にも理論的設計方法は適用できる。
- (4)適当。インターロッキングブロック舗装も、ブロックとクッション砂を表層・基層に相当させて TA 法で設計できる。
引っかけ:「路床の一部」を「路盤の一部」に置き換えている。凍上抑制層は凍上対策の置換え層であり、構造計算上の層ではない。
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出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 一般試験 令和5年度(2023年6月25日(日)実施) 問11。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する