維持修繕の設計(オーバーレイ厚など)
これは1級舗装施工管理技術者 一般試験 令和4年度(2022年6月26日(日)実施) 問36の問題です。論点は「維持修繕」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
舗装の維持修繕の設計に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) アスファルト舗装の構造設計には、TA法に準じて設定された塑性変形輪数、路床の設計CBRなどを用いて行う方法がある。
解き方
- 舗装設計便覧(修繕の構造設計)では、アスファルト舗装の修繕の構造設計は、TA法に準じて設定した疲労破壊輪数(交通量区分)、路床の設計CBRなどを用いて必要等値換算厚を求め、残存等値換算厚との差から修繕断面を決める。
- 塑性変形輪数は表層混合物の選定に用いる指標で、構造設計の条件ではない。よって (1) が不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)不適当。構造設計に用いるのは疲労破壊輪数であり、塑性変形輪数ではない。
- (2)適当。既設コンクリート版上のアスファルトオーバーレイは、リフレクションクラック対策などから最小厚8cm以上が望ましい。
- (3)適当。オーバーレイ厚は沿道条件などから最大15cm程度とするのが一般的である。
- (4)適当。設計CBRは既存資料や路床の支持力を推定する方法を利用して設定できる。
引っかけ:問10・問11と同じく、疲労破壊輪数と塑性変形輪数の入れ替え。
同じ論点の過去問
令和8年度 問32舗装の損傷
令和8年度 問33既設舗装の調査および評価
令和8年度 問34コンクリート舗装のオーバーレイ工法の設計
令和8年度 問36アスファルト舗装の補修工法
令和7年度 問32舗装点検要領による点検
論点ページ:維持修繕の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 一般試験 令和4年度(2022年6月26日(日)実施) 問36。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する