舗装の計画・設計
これは1級舗装施工管理技術者 一般試験 令和4年度(2022年6月26日(日)実施) 問10の問題です。論点は「舗装の設計」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
舗装の計画・設計に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 構造設計では、設計期間にわたって主に塑性変形輪数を確保することを目的として、舗装構成と各層の厚さを決定する。
解き方
- 舗装の構造に関する技術基準・舗装設計便覧では、構造設計は、設計期間にわたって主に「疲労破壊輪数」を確保することを目的として舗装構成と各層の厚さを決定する。
- 塑性変形輪数は表層(アスファルト混合物)の耐流動性の指標で、混合物の選定(材料設計)で満たすものである。よって (3) が不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。理論的設計方法は材料の弾性係数等を用いるので等値換算係数が不要で、新材料・新工法を採用しやすい。
- (2)適当。性能指標の値は施工直後の値とし、必要に応じ供用後一定期間を経た時点の値も設定する。
- (3)不適当。構造設計は主に疲労破壊輪数を確保するために行う。
- (4)適当。経験にもとづく設計方法(TA法)はポーラスアスファルト舗装やフルデプスアスファルト舗装にも適用できる。
引っかけ:疲労破壊輪数(構造)と塑性変形輪数(表層材料)の役割の入れ替え。
同じ論点の過去問
令和8年度 問9ライフサイクルコストの費用項目
令和8年度 問10アスファルト舗装の理論的設計方法
令和7年度 問9舗装計画交通量
令和7年度 問10アスファルト舗装の設計(信頼性・理論的設計)
令和7年度 問11コンクリート舗装の構造設計に必要な項目
論点ページ:舗装の設計の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 一般試験 令和4年度(2022年6月26日(日)実施) 問10。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する