アスファルト舗装の維持修繕工法の留意点
これは1級舗装施工管理技術者 一般試験 令和3年度(2021年6月27日(日)実施) 問38の問題です。論点は「維持修繕」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
アスファルト舗装の維持修繕工法の留意点に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) オーバーレイ工法でリフレクションクラックの発生を抑制する場合には、既設舗装にフォグシールを行う。
解き方
- オーバーレイ工法でリフレクションクラックを抑制するには、既設舗装のひび割れへのシール材注入、応力緩和層やジオテキスタイル(シート類)の設置などを行う(舗装施工便覧 維持修繕工法)。
- フォグシールは、アスファルト乳剤を薄く散布して小さなひび割れや表面の空隙を充填し、老化した表面を若返らせる維持工法であり、リフレクションクラックの抑制対策ではない。よって (2) が不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。既設アスファルト混合物層が厚い場合は路上破砕混合機の能力が落ちるので、あらかじめ切削しておく。
- (2)不適当。リフレクションクラック対策は、応力緩和層やシート類の設置、ひび割れへのシール材注入などである。
- (3)適当。即日交通開放すると混合物温度が高いままで早期にわだち掘れを生じやすいので、舗装の冷却などの対策を行うことがある。
- (4)適当。気温が低く切削効率が落ちる場合は、路面ヒータなどを併用する。
引っかけ:フォグシールは表面処理の一種である。下層のひび割れが上層に伝わるのを防ぐ構造的な対策ではない。
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論点ページ:維持修繕の要点この論点の出題実績とよくある間違い
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出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 一般試験 令和3年度(2021年6月27日(日)実施) 問38。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する