アスファルト舗装の理論的設計方法
これは1級舗装施工管理技術者 一般試験 令和3年度(2021年6月27日(日)実施) 問13の問題です。論点は「舗装の設計」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
アスファルト舗装の理論的設計方法に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 設計期間内に舗装が満足すべき指標として、路床を含めた舗装各層の圧縮変形の累積により路面に現れるひび割れ率を設定した。
解き方
- アスファルト舗装の理論的設計方法では、破損の指標として、アスファルト混合物層下面の引張ひずみから求める疲労ひび割れと、路床上面の圧縮ひずみから求めるわだち掘れ(路床を含む各層の圧縮変形の累積)を用いる(舗装設計便覧)。
- 舗装各層の圧縮変形の累積により路面に現れるのはわだち掘れであり、ひび割れ率ではない。よって (2) が不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。設計条件を満たす複数の断面について経済比較を行い、最終的な舗装断面を決める。
- (2)不適当。圧縮変形の累積により路面に現れるのはわだち掘れで、ひび割れは混合物層下面の引張ひずみによる疲労破壊である。
- (3)適当。弾性係数を実測できないときは、路床土のCBRから弾性係数を推定できる。
- (4)適当。気象データからn年確率凍結指数を求め、凍結指数と凍結深さの関係から凍結深さを求める。
引っかけ:破壊規準の対応(引張ひずみ→疲労ひび割れ、圧縮ひずみ→わだち掘れ)を入れ替えている。
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出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 一般試験 令和3年度(2021年6月27日(日)実施) 問13。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する