令和元年度 問10論点:舗装の設計重要度 A配点 1点未着手

基盤条件の設定と設計方法

これは1級舗装施工管理技術者 一般試験 令和元年度(2019年6月23日(日)実施) 問10の問題です。論点は「舗装の設計」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

基盤条件の設定と適用する設計方法に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(1) コンクリート舗装の経験にもとづく設計方法において、構造設計に用いる路床の設計支持力係数に、各地点の支持力係数の平均値を用いた。

解き方

  1. 舗装設計便覧のコンクリート舗装の経験にもとづく設計方法では、基盤条件として路床の設計CBRを用い、設計CBRと交通量区分から路盤厚やコンクリート版厚を定める。したがって (2) は正しい。
  2. (1) は経験にもとづく設計方法で路床の「設計支持力係数」を用いるとしており、基盤条件の取り方が違う。また設計値に各地点の単純な平均値を用いると、ばらつきを考慮しない危険側の値になる(設計CBRも平均値から標準偏差を引いて求める)。
  3. アスファルト舗装の理論的設計方法では、路床を下方に無限に広がる弾性体とし、弾性係数とポアソン比で表すので (3)(4) は正しい。よって不適当なものは (1) である。

選択肢ごとの解説

  1. (1)不適当。経験にもとづく設計方法の基盤条件は設計CBRで、設計値にばらつきを考えない単純平均を用いるのも誤り。
  2. (2)適当。経験にもとづく設計方法では路床の設計CBRを基盤条件とする。
  3. (3)適当。理論的設計方法では路床の弾性係数とポアソン比を基盤条件とする。
  4. (4)適当。多層弾性理論では路床を下方に無限に広がる弾性体と仮定する。
引っかけ:設計値は平均値そのものではなく、ばらつきを差し引いた値。設計方法ごとの基盤条件(CBRか弾性係数か)も区別する。

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出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 一般試験 令和元年度(2019年6月23日(日)実施) 問10。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する