路床の凍上
これは1級舗装施工管理技術者 一般試験 令和元年度(2019年6月23日(日)実施) 問9の問題です。論点は「路床・路盤」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
路床の凍上に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 積雪寒冷地において凍上抑制層を設ける場合、この層を下層路盤の一部と考え、等値換算厚の計算に含める。
解き方
- 舗装設計便覧の凍上対策では、凍結深さから求めた置換え深さが舗装厚より大きい場合、その差の厚さを凍上の生じにくい材料で置き換えた層を凍上抑制層として路盤の下に設ける。
- 凍上抑制層は路床の一部として扱い、TA法の等値換算厚の計算には含めない。下層路盤の一部と考えてTAに算入するのは誤りである。
- 融解期の支持力低下、凍上の3要素(温度・水分・土質)、急激な冷却ではアイスレンズが成長しにくく凍上しにくいことは正しく、不適当なものは (4) である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。融解期に路床の支持力が低下し、細粒分の多い土ほど低下しやすい。
- (2)適当。凍上は温度・水分・土質の3条件がそろうと発生する。
- (3)適当。急激に冷えると水分が移動する前に凍結し、アイスレンズが成長しにくい。
- (4)不適当。凍上抑制層は路床の一部と考え、等値換算厚の計算には含めない。
引っかけ:凍上抑制層は「路盤の下」に設けるが、構造計算上は路盤ではない。
同じ論点の過去問
令和8年度 問15路盤材料
令和8年度 問22路床の施工
令和8年度 問23路盤の施工
令和7年度 問7路床の支持力評価(CBRm・設計CBR)
令和7年度 問16構築路床・路盤材料の品質
論点ページ:路床・路盤の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和元年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 一般試験 令和元年度(2019年6月23日(日)実施) 問9。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する