アスファルト舗装の維持修繕工法の留意点
これは1級舗装施工管理技術者 一般試験 平成29年度(2017年6月25日(日)実施) 問37の問題です。論点は「維持修繕」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
アスファルト舗装の維持修繕工法の留意点に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) オーバーレイ工法では、リフレクションクラックの発生を抑制する場合には、既設面にフォグシールを行う。
解き方
- オーバーレイでリフレクションクラックの発生を抑制するには、既設のひび割れにシール材を注入したうえで、応力緩和層(シート類や応力緩和型混合物)を設ける(舗装施工便覧)。
- フォグシールは、アスファルト乳剤を薄く散布して表面の細かいひび割れや空隙を充填する維持工法であり、下層のひび割れの上層への伝播を防ぐ効果はない。よって(1)が不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)不適当。リフレクションクラックの抑制には、応力緩和層を設けるなどの対策をとる。フォグシールでは抑制できない。
- (2)適当。気温が低く切削の作業能率が落ちる場合には、路面ヒータなどを併用する。
- (3)適当。ある程度大きな規模で表層・基層・瀝青安定処理路盤を撤去する場合は、路面切削機を利用するとよい。
- (4)適当。路上路盤再生工法では、粒径の大きい塊が含まれる場合は人力などで取り除く。
引っかけ:フォグシール、シールコートなど表面処理の名称と目的の対応を取り違えさせる。
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論点ページ:維持修繕の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 一般試験 平成29年度(2017年6月25日(日)実施) 問37。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する