コンクリート舗装の維持修繕工法
これは1級舗装施工管理技術者 一般試験 平成29年度(2017年6月25日(日)実施) 問36の問題です。論点は「維持修繕」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
コンクリート舗装の維持修繕工法に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) グルービング工法は、道路交通騒音を低減させるために、コンクリート版表面にグルービングマシンにより横方向の溝を切り込むものである。
解き方
- コンクリート舗装のグルービング工法は、グルービングマシンで路面に溝を切り込み、すべり抵抗性の改善や雨天時のハイドロプレーニング現象の防止を図る工法である(舗装施工便覧の維持修繕工法)。
- 溝の方向は縦・横の両方があり、目的は騒音低減ではない。溝を切ると一般にタイヤ騒音はむしろ増えることがある。よって(4)が不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。シーリング工法は、目地やひび割れにシール材を注入して雨水の浸入を防ぐ工法である。
- (2)適当。注入工法は、版と路盤の間の空隙・空洞にセメント系などの材料を注入し、沈下した版を押し上げて元の位置に戻す工法である。
- (3)適当。粗面処理工法は、版表面を機械や薬剤で粗面化してすべり抵抗性を回復させる工法である。
- (4)不適当。グルービング工法の目的は、すべり抵抗の改善やハイドロプレーニングの防止であり、騒音低減ではない。
引っかけ:工法の手段(溝を切る)は正しく、目的だけをすり替えている。
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論点ページ:維持修繕の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 一般試験 平成29年度(2017年6月25日(日)実施) 問36。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する