平成28年度 問11論点:維持修繕重要度 A配点 1点未着手

アスファルト舗装の補修時の構造設計

これは1級舗装施工管理技術者 一般試験 平成28年度(2016年6月26日(日)実施) 問11の問題です。論点は「維持修繕」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

アスファルト舗装の補修時の構造設計に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(1) 残存等値換算厚TA0は舗装の破損状況に応じて等値換算厚で評価したものであり、表基層の破損状態が軽度の場合の換算係数は新設時と同じとしてもよい。

解き方

  1. 舗装設計便覧(補修の構造設計)では、既設舗装の残存等値換算厚TA0を、破損の状態に応じた換算係数で求める。加熱アスファルト混合物の表・基層の係数は、破損が軽度(中度に進むおそれ)で0.9、中度で0.85〜0.6、重度で0.5であり、新設時(1.0)より小さい。
  2. 軽度でも新設時と同じ係数としてよいとする(1)が不適当である(長野県の舗装設計要領にも便覧の同じ表が載っている)。

選択肢ごとの解説

  1. (1)不適当。表・基層の換算係数は、破損が軽度でも0.9で、新設時の1.0より低減する。
  2. (2)適当。構造的な破損はFWDなどの非破壊調査や開削調査で補修が必要な層を検討する。
  3. (3)適当。路面高さ・埋設物・交通規制・作業時間などの制約で、オーバーレイの採否や厚さが制限される。
  4. (4)適当。たわみが特に大きい場合や広範囲の全層打換えでは、調査により設計CBRを求めることが望ましい。
引っかけ:「軽度」でも係数は低減する(0.9)。上層路盤も「新設時と同等と認められるもの」を最大値とする係数の幅がある。

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出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 一般試験 平成28年度(2016年6月26日(日)実施) 問11。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する