コンクリート構造物の劣化機構
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和8年度 後期(2026年10月25日(日)実施) No.19の問題です。論点は「コンクリート構造物の劣化・補修」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
コンクリート構造物の劣化機構に関する記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 凍害は,コンクリートに含まれる水分が凍結し,氷が生成され収縮することによってコンクリートが破壊される現象である。
解き方
- 凍害は、コンクリート中の水分が凍結して氷になるときの体積膨張(約9%)により組織が破壊され、凍結融解の繰返しでひび割れ、スケーリング、ポップアウト等を生じる現象である。
- 氷の生成によって「収縮」するのではなく「膨張」するので、(1)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。凍害は水分が凍結して膨張することによりコンクリートが破壊される現象である。
- (2)適当。中性化は空気中の二酸化炭素(炭酸ガス)の侵入によりアルカリ性が失われる現象である。
- (3)適当。塩害は塩化物イオンにより鋼材の腐食が促進され、ひび割れや剥離を生じる現象である。
- (4)適当。アルカリシリカ反応は骨材中の反応性シリカとアルカリが反応し、膨張によるひび割れを生じる現象である。
引っかけ:水は凍ると膨張する。凍害・アルカリシリカ反応・塩害(腐食生成物)はいずれも「膨張」によってひび割れが生じる劣化である。
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論点ページ:コンクリート構造物の劣化・補修の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和8年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和8年度 後期(2026年10月25日(日)実施) No.19。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する