コンクリート構造物の耐久性
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和8年度 前期(2026年6月7日(日)実施) No.19の問題です。論点は「コンクリート構造物の劣化・補修」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
コンクリート構造物の耐久性に関する記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) アルカリシリカ反応対策として,通常の早強ポルトランドセメントを使用する。
解き方
- アルカリシリカ反応の抑制対策は、①コンクリート中のアルカリ総量をNa2O換算で3.0kg/m³以下にする、②高炉セメントB種・C種やフライアッシュセメントB種・C種等の抑制効果のある混合セメントを使用する、③アルカリシリカ反応性試験で無害と判定された骨材を使用する、のいずれかによる(JIS A 5308、国土交通省「アルカリ骨材反応抑制対策について」)。
- 通常の早強ポルトランドセメントは抑制対策にならない。よって (2) が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。AE剤やAE減水剤で微細な空気泡を連行すると耐凍害性が向上する。
- (2)適当でない。正しくは高炉セメントB種等の抑制効果のある混合セメントを使用する。
- (3)適当。中性化で鋼材周囲のアルカリ性が失われ、鉄筋が腐食しやすくなる。
- (4)適当。温泉地域の酸性水や下水道管内の硫酸で化学的侵食が起こりやすい。
引っかけ:早強ポルトランドセメントは寒中コンクリートや工期短縮に用いるもので、ASR対策とは関係がない。
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論点ページ:コンクリート構造物の劣化・補修の要点この論点の出題実績とよくある間違い
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和8年度 前期(2026年6月7日(日)実施) No.19。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する