鋼材の応力度とひずみの関係
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和8年度 後期(2026年10月25日(日)実施) No.17の問題です。論点は「鋼構造物」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
下図は,一般的な鋼材の応力度とひずみの関係を示したものであるが,図の各点に関する記述のうち,適当なものはどれか。

解答欄
正解
正解:(3) 点YUは,応力度は増えないがひずみは急激に増加し始める点であり,上降伏点と呼ぶ。
解き方
- 一般的な鋼材の応力度―ひずみ曲線では、点Pが比例限度(応力度とひずみが比例する限界)、点Eが弾性限度(荷重を除くとひずみが0に戻る限界)、点YUが上降伏点、点YLが下降伏点、点Uが最大応力度の点(引張強さ)、点Bが破断点である。
- 上降伏点YUを過ぎると、応力度は増えない(いったん下がりほぼ一定となる)のにひずみが急激に増加する。よって (3) が適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。応力度とひずみが比例する最大限度の点Pは比例限度と呼ぶ。
- (2)適当でない。弾性変形をする最大限度の点Eは弾性限度と呼ぶ。
- (3)適当。点YUは上降伏点で、ここから応力度は増えないがひずみが急激に増加し始める。
- (4)適当でない。点Bは破断点で、最大応力度の点(引張強さ)は点Uである。
引っかけ:比例限度(P)と弾性限度(E)、最大応力度(U)と破断点(B)の取り違えが定番の引っかけである。塑性限度は土のコンシステンシー限界の用語である。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和8年度 後期(2026年10月25日(日)実施) No.17。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する