コンクリート構造物の耐久性向上対策
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度 前期(2025年6月1日(日)実施) No.19の問題です。論点は「コンクリート構造物の劣化・補修」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
コンクリート構造物の耐久性を向上させる対策に関する次の記述のうち,適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 中性化対策として,鉄筋のかぶりをできるだけ大きくする。
解き方
- 中性化は大気中の二酸化炭素によりコンクリートのアルカリ性が低下する現象であり、鉄筋のかぶりを大きくすると中性化が鉄筋位置に達するまでの期間が長くなる。
- 凍害対策は AE 剤等による適切な空気量の確保、塩害対策は水セメント比を小さくして密実なコンクリートとすること、アルカリシリカ反応対策は抑制効果のある混合セメント(高炉セメントB種・C種等)や無害な骨材の使用などである。
- よって (2) が適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。凍害対策は AE 剤等で適切な空気量を確保する。膨張材は収縮ひび割れ対策である。
- (2)適当。かぶりを大きくすると中性化が鉄筋に達するまでの期間が延びる。
- (3)適当でない。塩害対策は水セメント比をできるだけ小さくし、塩化物イオンの浸透を抑える。
- (4)適当でない。ASR 対策は抑制効果のある混合セメントや無害な骨材の使用などである。
引っかけ:流動化剤・膨張材はそれぞれ施工性の改善・収縮ひび割れの抑制のためのもので、劣化対策の組合せとしては誤りである。
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論点ページ:コンクリート構造物の劣化・補修の要点この論点の出題実績とよくある間違い
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度 前期(2025年6月1日(日)実施) No.19。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する