単純梁の曲げモーメント図
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度 前期(2025年6月1日(日)実施) No.3の問題です。論点は「構造力学」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
下図の単純梁に集中荷重Pが作用した場合の曲げモーメント図として,適当なものは次の図のうちどれか。
ただし,梁の自重は考慮しないものとする。


解答欄
正解
正解:(1) 両支点で0,荷重点で最大となる三角形の正(⊕)の曲げモーメント図
解き方
- 左支点 A から L/3 の位置に集中荷重 P が作用すると、反力は RA = P×(2L/3)/L = 2P/3、RB = P/3 となる。
- 曲げモーメントは両支点で 0、荷重点で最大 Mmax = RA×L/3 = 2PL/9 となり、各区間ではせん断力が一定のため直線的に変化する。
- 下向き荷重を受ける単純梁では全長にわたって正(下側引張)となるので、荷重点を頂点とする三角形の (1) が適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。両支点で 0、荷重点で最大 2PL/9 となる三角形分布で、全長で正となる。
- (2)適当でない。区間ごとに一定値となる階段状の図はせん断力図の形である。
- (3)適当でない。単純梁の曲げモーメントは両支点で 0 であり、符号も変わらない。
- (4)適当でない。放物線は等分布荷重の場合の形で、集中荷重では直線(三角形)になる。
引っかけ:集中荷重なら三角形(直線)、等分布荷重なら放物線となる。階段状の図はせん断力図であり、曲げモーメント図と混同しやすい。
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論点ページ:構造力学の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和7年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度 前期(2025年6月1日(日)実施) No.3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する