令和8年度 後期 No.3論点:構造力学重要度 B配点 1点未着手

等分布荷重を受ける単純梁のせん断力図

これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和8年度 後期(2026年10月25日(日)実施) No.3の問題です。論点は「構造力学」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

下図の単純梁に等分布荷重wが作用した場合のせん断力図として,正しいものはどれか。

ただし,梁の自重は考慮しないものとする。

支点A(回転支点)と支点B(移動支点)で支えられた単純梁AB。梁の全長にわたって下向きの等分布荷重wが作用している。
選択肢(1)の図。両端で0,中央で最大となる折れ線状(V字形)の分布で,全体が正(⊕,基線の下側)。
選択肢(2)の図。両端で0,中央で最大となる曲線(放物線状)の分布で,全体が正(⊕,基線の下側)。
選択肢(3)の図。A端(左端)から中央までは一定の正(⊕,基線の上側),中央からB端(右端)までは一定の負(⊖,基線の下側)となる階段状の分布。
選択肢(4)の図。A端(左端)で正(⊕,基線の上側)の最大,B端(右端)で負(⊖,基線の下側)の最大となり,中央で0を横切る直線状の分布。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(4) A端で正(⊕),B端で負(⊖)の最大となり,中央で0を横切る直線状のせん断力図

解き方

  1. 支間をL、等分布荷重をwとすると、支点反力はRA = RB = wL/2である。
  2. A端から距離xの位置のせん断力はS = wL/2 − wxで、xに比例して直線的に減少する。A端で +wL/2、中央(x = L/2)で0、B端で−wL/2となる。
  3. よってせん断力図は、A端で正の最大、B端で負の最大となり中央で0を横切る直線になり、(4)が正しい。

選択肢ごとの解説

  1. (1)誤り。V字形の図は、中央に集中荷重が作用する単純梁の曲げモーメント図の形である。
  2. (2)誤り。放物線の図は、等分布荷重が作用する単純梁の曲げモーメント図の形である。
  3. (3)誤り。階段状の図は、中央に集中荷重が作用する単純梁のせん断力図の形である。
  4. (4)正しい。等分布荷重ではせん断力が直線的に変化し、A端 +wL/2、中央0、B端−wL/2となる。
引っかけ:等分布荷重のせん断力図は直線(斜めの線)、曲げモーメント図は放物線である。せん断力が0となる位置(中央)で曲げモーメントが最大(wL²/8)になる関係も押さえる。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和8年度 後期(2026年10月25日(日)実施) No.3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する