点Oに対する力のモーメント
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度 前期(2025年6月1日(日)実施) No.4の問題です。論点は「構造力学」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 4 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
下図において,点Oの周りに矢印の向きで力P1,P2が作用する場合において,点Oに対する力のモーメント(Mo)は次の値のうち,正しいものはどれか。
ただし,各力のモーメントの符号は,点Oを中心として時計まわりを正,反時計まわりを負とする。
![点Oを通る水平線上で,点Oから左へ7[m]の位置に力P1 = 10[kN],点Oから右へ2[m]の位置に力P2 = 4[kN]が作用している。P1,P2はいずれも水平線に直角な上向きの矢印で示されている。](/doboku-2-1ji/fig/r20251-4-1.png)
解答欄
正解
正解:(1) Mo = 62[kN・m]
解き方
- 力のモーメントは「力 × 点 O から力の作用線までの垂直距離」で求める。
- P1(上向き 10kN)は点 O の左 7m に作用し、点 O まわりに時計まわりとなるので M1 = +10×7 = +70 kN・m である。
- P2(上向き 4kN)は点 O の右 2m に作用し、反時計まわりとなるので M2 = −4×2 = −8 kN・m である。
- Mo = 70 − 8 = 62 kN・m となり、(1) が正しい。
選択肢ごとの解説
- (1)正しい。Mo = 10×7 − 4×2 = 62 kN・m である。
- (2)誤り。正しくは 10×7 − 4×2 = 62 kN・m であり、44 kN・m にはならない。
- (3)誤り。正しくは 10×7 − 4×2 = 62 kN・m であり、38 kN・m にはならない。
- (4)誤り。正しくは 10×7 − 4×2 = 62 kN・m であり、22 kN・m にはならない。
引っかけ:同じ上向きの力でも、点 O の左に作用すれば時計まわり、右に作用すれば反時計まわりとなり、符号が逆になる。
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→令和7年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度 前期(2025年6月1日(日)実施) No.4。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する