建設業法(技術者の職務・見積りなど)
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度 前期(2024年6月2日(日)実施) No.41の問題です。論点は「建設業法」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘・現行の法令・基準との関係が読めます。
建設業法に関する次の記述のうち,誤っているものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 建設業者は,請負契約を締結する場合について,材料費,労務費等の内訳により主な工種の見積りを行うよう努めなければならない。
解き方
- 建設業法第20条第1項(出題当時)は、建設業者は請負契約を締結するに際して、工事内容に応じ、工事の種別ごとの材料費、労務費その他の経費の内訳を明らかにして、建設工事の見積りを行うよう努めなければならないとしていた。
- 見積りは工事の種別ごとに行うもので、「主な工種」に限るとした(4)が誤っている。(2)(3)は第26条の4第1項・第2項の条文どおりであり、(1)は法の構成(許可、請負契約、元請負人の義務、施工技術の確保等)のとおりである。
選択肢ごとの解説
- (1)正しい。建設業法は、建設業の許可、請負契約と元請負人の義務、施工技術の確保等を定めている。
- (2)正しい。第26条の4第1項に定める主任技術者・監理技術者の職務のとおりである。
- (3)正しい。第26条の4第2項により、施工に従事する者は技術者の指導に従わなければならない。
- (4)誤り。主な工種に限らず、工事の種別ごとに材料費・労務費等の内訳を明らかにして見積もる。
引っかけ:条文の「工事の種別ごと」を「主な工種」に置き換えた細かな改変である。
現行法令との関係:建設業法第20条第1項は2025年12月12日施行の改正(令和6年法律第49号)で、工事の種別ごとの材料費・労務費等の内訳と工程ごとの日数を記載した「材料費等記載見積書」を作成する努力義務に改められた。工事の種別ごとに内訳を示す点は変わらず、この問題の答えは変わらない。
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論点ページ:建設業法の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和6年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度 前期(2024年6月2日(日)実施) No.41。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する