河川堤防の施工(腹付け・引堤)
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度 前期(2023年6月4日(日)実施) No.15の問題です。論点は「河川」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
河川堤防の施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 引堤工事を行った場合の旧堤防は,新堤防の完成後,ただちに撤去する。
解き方
- 引堤工事で新堤防を築いた場合、新堤防は完成直後は堤体が十分に安定していないため、旧堤防は新堤防が十分安定するまで(一般に3年程度)撤去せずに残す。
- 腹付け工事では、旧堤防との接合をよくするため法面を階段状に段切りし、川表側の流下断面を侵さないよう旧堤防の裏法面に腹付けするのが一般的である。盛土中は雨水の滞水・浸透を防ぐため堤体横断方向に勾配を設ける。よって (2) が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。旧堤防との接合を高めるため、階段状に段切りを行う。
- (2)適当でない。旧堤防は新堤防が十分に安定するまで(通常3年程度)撤去しない。
- (3)適当。腹付けは旧堤防の裏法面に行うのが一般的である。
- (4)適当。雨水の滞水や浸透を防ぐため、堤体横断方向に勾配を設ける。
引っかけ:新堤防は完成直後は沈下や漏水の不安があるので、旧堤防を「ただちに撤去」するのは誤りである。
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→令和5年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度 前期(2023年6月4日(日)実施) No.15。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する