コンクリート構造物の耐久性向上対策
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度 前期(2023年6月4日(日)実施) No.14の問題です。論点は「コンクリート構造物の劣化・補修」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
コンクリート構造物の耐久性を向上させる対策に関する次の記述のうち,適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 凍害対策として,AE減水剤を用いる。
解き方
- 凍害対策としては、AE剤・AE減水剤を用いて適切な量の連行空気を確保し、凍結融解に対する抵抗性を高める。吸水率の小さい骨材を用い、水セメント比を小さくすることも有効である。
- 塩害対策としては、水セメント比を小さくし、かぶりを大きくして塩化物イオンの浸透を抑える。膨張材は乾燥収縮ひび割れの抑制を主目的とする混和材であり、一般的な塩害対策ではない。よって (4) が適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。塩害対策では水セメント比をできるだけ小さくして緻密にする。
- (2)適当でない。膨張材は収縮ひび割れ抑制が主目的で、塩害対策には水セメント比の低減やかぶり増等を行う。
- (3)適当でない。凍害対策には吸水率の小さい骨材を使用する。
- (4)適当。AE減水剤による連行空気が凍結融解の膨張圧を緩和し、凍害を抑える。
引っかけ:耐久性対策は原則として「水セメント比を小さく」「吸水率の小さい骨材」であり、大きくする記述はまず誤りである。
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論点ページ:コンクリート構造物の劣化・補修の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度 前期(2023年6月4日(日)実施) No.14。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する