コンクリートの劣化機構
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度 後期(2021年10月24日(日)実施) No.14の問題です。論点は「コンクリート構造物の劣化・補修」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
コンクリートの劣化機構に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 化学的侵食は,凍結や融解の繰返しによってコンクリートが溶解する現象である。
解き方
- 化学的侵食は、酸性物質や硫酸塩等との接触によりコンクリート硬化体が分解・溶解したり、膨張によってひび割れやはく離を生じたりする劣化である(コンクリート標準示方書[維持管理編])。
- 凍結と融解の繰返しで生じる劣化は凍害であり、(4)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。中性化は二酸化炭素の侵入でアルカリ性が低下する現象である。
- (2)適当。塩害は塩化物イオンにより鋼材が腐食する現象である。
- (3)適当。疲労は繰返し荷重で微細なひび割れが進展し、大きな損傷に至る現象である。
- (4)適当でない。化学的侵食は酸や硫酸塩等による溶解・膨張。凍結融解の繰返しは凍害。
引っかけ:「溶解」という語につられやすいが、原因が「凍結・融解」なら凍害である。原因と劣化機構の組合せで判断する。
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論点ページ:コンクリート構造物の劣化・補修の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度 後期(2021年10月24日(日)実施) No.14。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する