地山の掘削作業の安全確保
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月25日(日)実施) No.53の問題です。論点は「安全管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
地山の掘削作業の安全確保に関する次の記述のうち,労働安全衛生法上,事業者が行うべき事項として誤っているものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 掘削面の高さが規定の高さ以上の場合は,ずい道等の掘削等作業主任者に地山の作業方法を決定させ,作業を直接指揮させる。
解き方
- 掘削面の高さが2m以上となる地山の掘削の作業では、地山の掘削及び土止め支保工作業主任者技能講習を修了した者のうちから地山の掘削作業主任者を選任し(労働安全衛生規則 第359条)、作業の方法を決定させ作業を直接指揮させる(第360条)。
- ずい道等の掘削等作業主任者はずい道等の掘削の作業に選任するもので、明り掘削の作業には当たらない。よって (4) が誤りである。
- 点検者による作業開始前の点検(第358条)、必要な照度の保持(第367条)、運搬機械等の運行の経路等の周知(第364条)は規定どおりである。
選択肢ごとの解説
- (1)正しい。点検者を指名し、その日の作業を開始する前などに作業箇所等を点検させる(第358条)。
- (2)正しい。明り掘削の作業を行う場所は必要な照度を保持する(第367条)。
- (3)正しい。運搬機械等の運行の経路や積卸し場所への出入の方法を定め周知する(第364条)。
- (4)誤り。正しくは、地山の掘削作業主任者に作業方法を決定させ直接指揮させる(第360条)。
引っかけ:作業主任者の名称を入れ替える出題が多い。掘削面の高さ2m以上の明り掘削は「地山の掘削作業主任者」、ずい道の掘削は「ずい道等の掘削等作業主任者」である。
同じ論点の過去問
令和8年度 後期 No.53足場の作業床
令和8年度 後期 No.54コンクリート造の工作物の解体作業
令和8年度 後期 No.63型枠支保工の安全管理
令和8年度 後期 No.64移動式クレーンを用いた作業の安全
令和8年度 前期 No.53足場の作業床(労働安全衛生法)
論点ページ:安全管理の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和2年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月25日(日)実施) No.53。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する