コンクリート造の工作物の解体作業
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和8年度 後期(2026年10月25日(日)実施) No.54の問題です。論点は「安全管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
労働安全衛生法上,高さ5m以上のコンクリート造の工作物の解体作業に伴う危険を防止するために,事業者が行うべき事項に関する記述のうち,誤っているものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 強風,大雨,大雪等の悪天候のため,作業の実施について危険が予想されるときは,作業計画を再確認し,作業主任者の指揮に基づき作業を行わせなければならない。
解き方
- 労働安全衛生規則第517条の15第2号により、高さ5m以上のコンクリート造の工作物の解体等の作業では、強風、大雨、大雪等の悪天候のため作業の実施について危険が予想されるときは、当該作業を中止しなければならない。作業計画を再確認して作業主任者の指揮で作業を続けるのではないので、(1)が誤りである。
- (2)作業計画には作業の方法及び順序、使用する機械等の種類及び能力、倒壊・落下による危険を防止する方法を示す(第517条の14第2項)。(3)器具・工具等の上げ下ろしにはつり綱・つり袋等を使用させる(第517条の15第3号)。(4)作業区域内への関係者以外の立入りを禁止する(同第1号)。
選択肢ごとの解説
- (1)誤り。悪天候で危険が予想されるときは作業を中止する(第517条の15第2号)。
- (2)正しい。作業計画には作業の方法及び順序、使用する機械等の種類及び能力等を示す(第517条の14第2項)。
- (3)正しい。器具、工具等の上げ下ろしにはつり綱、つり袋等を使用させる(第517条の15第3号)。
- (4)正しい。作業区域内には関係者以外の立入りを禁止する(第517条の15第1号)。
引っかけ:悪天候時の措置は、解体・足場・鉄骨組立てなど多くの作業で「作業の中止」である。「作業主任者の指揮で行う」とする選択肢は誤りになる。
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論点ページ:安全管理の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和8年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和8年度 後期(2026年10月25日(日)実施) No.54。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する