移動式クレーンを用いた作業の安全
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和8年度 後期(2026年10月25日(日)実施) No.64の問題です。論点は「安全管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
クレーン等安全規則上,移動式クレーンを用いた作業において,事業者が行うべき事項に関する①〜④の記述のうち,正しいものの数はどれか。
① 運転者および玉掛け者が当該移動式クレーンの吊り荷の重心を常時知ることができるよう,表示等の措置を講じなければならない。
② アウトリガーを有する移動式クレーンを用いて作業を行うときは,原則としてアウトリガーを最大限に張り出さなければならない。
③ 作業を行うときは,作業に従事する者が当該移動式クレーンの上部旋回体と接触するおそれのある箇所に立ち入ることを禁止しなければならない。
④ 作業の方法,移動式クレーンの転倒を防止するための方法,作業に係る労働者の配置及び指揮系統を定め,作業の開始前に,関係労働者に周知させなければならない。
解答欄
正解
正解:(3) 3つ
解き方
- ①クレーン等安全規則第70条の2により、事業者は、移動式クレーンの運転者及び玉掛けをする者が当該移動式クレーンの定格荷重を常時知ることができるよう、表示その他の措置を講じなければならない。常時知ることができるようにするのは吊り荷の重心ではなく定格荷重であり、①は誤りである。
- ②アウトリガーを有する移動式クレーンは、原則としてアウトリガーを最大限に張り出さなければならない(第70条の5)。③上部旋回体と接触することにより危険が生ずるおそれのある箇所への立入りを禁止しなければならない(第74条)。④作業の方法、転倒を防止するための方法、作業に係る労働者の配置及び指揮の系統を定め、作業の開始前に関係労働者に周知させなければならない(第66条の2)。②③④は正しい。
- 正しいものは②③④の3つで、(3)が正しい。
選択肢ごとの解説
- (1)誤り。正しいものは②③④の3つである。
- (2)誤り。正しいものは②③④の3つである。
- (3)正しい。正しいものは②③④の3つで、①は定格荷重とすべきところを吊り荷の重心としている。
- (4)誤り。①は誤りで、常時知ることができるようにするのは定格荷重である。
引っかけ:運転者・玉掛け者が常時知ることができるようにするのは「定格荷重」である。言葉を一つ入れ替えた記述に注意する。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和8年度 後期(2026年10月25日(日)実施) No.64。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する