コンクリートの混和材料(ひび割れの抑制)
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月25日(日)実施) No.5の問題です。論点は「コンクリートの材料・配合」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
コンクリートに用いられる次の混和材料のうち,収縮にともなうひび割れの発生を抑制する目的で使用する混和材料に該当するものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 膨張材
解き方
- 膨張材は、水和反応によってコンクリートを膨張させ、乾燥収縮や自己収縮を補償して、収縮にともなうひび割れの発生を抑制する混和材である(JIS A 6202)。
- AE剤はワーカビリティーや耐凍害性の改善、高炉スラグ微粉末は水和熱の抑制や長期強度・化学抵抗性の向上、流動化剤は流動性の増大が主な目的である。よって (1) が該当する。
選択肢ごとの解説
- (1)該当する。膨張により収縮を補償し、ひび割れの発生を抑制する。
- (2)該当しない。AE剤は微細な空気泡を連行し、ワーカビリティーと耐凍害性を改善する。
- (3)該当しない。高炉スラグ微粉末は水和熱の抑制や長期強度・化学抵抗性の向上に用いる。
- (4)該当しない。流動化剤は、あらかじめ練り混ぜたコンクリートの流動性を増大させる。
引っかけ:「収縮」「ひび割れ抑制」とあれば膨張材(または収縮低減剤)を選ぶ。
同じ論点の過去問
令和8年度 後期 No.10収縮ひび割れを低減する混和材
令和8年度 前期 No.10コンクリートの混和剤(微細な独立気泡)
令和7年度 後期 No.10コンクリート用骨材の性質
令和7年度 後期 No.11コンクリートの配合
令和7年度 前期 No.10コンクリートに使用するセメントの性質
論点ページ:コンクリートの材料・配合の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和2年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月25日(日)実施) No.5。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する