コンクリートに使用するセメントの性質
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度 前期(2025年6月1日(日)実施) No.10の問題です。論点は「コンクリートの材料・配合」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
コンクリートに使用するセメントに関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) セメントは,水と接すると気化熱を発しながら徐々に硬化していく。
解き方
- セメントは水と反応(水和反応)して硬化し、その際に熱を発生する(水和熱)。気化熱は液体が蒸発するときに周囲から奪う熱であり、セメントの硬化とは関係がない。
- セメントは風化すると密度が小さくなり強熱減量が増える。粉末度は比表面積(ブレーン値、cm²/g)で表す。
- 高炉セメントB種は初期強度の発現が遅いので、早期材齢強度は普通ポルトランドセメントの方が大きい。よって (2) が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。風化(空気中の水分や炭酸ガスとの反応)により密度が小さくなる。
- (2)適当でない。セメントは水和反応により水和熱を発しながら硬化する。気化熱ではない。
- (3)適当。粉末度は比表面積(ブレーン値)で表し、細かいほど初期強度が大きい。
- (4)適当。高炉セメントB種は初期強度が小さく、早期強度は普通セメントの方が大きい。
引っかけ:「水和熱」を「気化熱」に言い換えた、用語のすり替えを見落としやすい。
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論点ページ:コンクリートの材料・配合の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和7年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度 前期(2025年6月1日(日)実施) No.10。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する