収縮ひび割れを低減する混和材
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和8年度 後期(2026年10月25日(日)実施) No.10の問題です。論点は「コンクリートの材料・配合」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
コンクリートに用いられる混和材のうち,収縮に伴うひび割れの発生を低減することができる混和材として,適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 膨張材
解き方
- 膨張材は、水和反応でエトリンガイトや水酸化カルシウムを生成してコンクリートを膨張させる混和材で、乾燥収縮や自己収縮を補償し、収縮に伴うひび割れの発生を低減する。
- 高炉スラグ微粉末とフライアッシュは主に水和熱の抑制、長期強度の増進、アルカリシリカ反応の抑制に、シリカフュームは高強度化・緻密化に用いる。よって (2) が適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。高炉スラグ微粉末は水和熱の抑制や長期強度・水密性の向上に用い、収縮ひび割れの低減を目的とするものではない。
- (2)適当。膨張材はコンクリートを膨張させて収縮を補償し、収縮ひび割れを低減する。
- (3)適当でない。フライアッシュは主にワーカビリティーの改善、水和熱の抑制、長期強度の増進に用いる。
- (4)適当でない。シリカフュームは微粒子で組織を緻密にし、高強度化に用いる。
引っかけ:「収縮ひび割れの低減」=「膨張材」の組合せで覚える。混和剤の収縮低減剤と混同しないこと(本問は混和材)。
同じ論点の過去問
令和8年度 前期 No.10コンクリートの混和剤(微細な独立気泡)
令和7年度 後期 No.10コンクリート用骨材の性質
令和7年度 後期 No.11コンクリートの配合
令和7年度 前期 No.10コンクリートに使用するセメントの性質
令和6年度 後期 No.10コンクリートの混和材料
論点ページ:コンクリートの材料・配合の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和8年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和8年度 後期(2026年10月25日(日)実施) No.10。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する