コンクリート構造物の劣化機構
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月25日(日)実施) No.14の問題です。論点は「コンクリート構造物の劣化・補修」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
コンクリート構造物に関する次の用語のうち,劣化機構に該当しないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 豆板
解き方
- コンクリート構造物の劣化機構には、中性化、塩害、凍害、化学的侵食、アルカリシリカ反応、疲労、すりへりなどがある(コンクリート標準示方書[維持管理編])。
- 豆板(ジャンカ)は締固め不足や材料分離などによって生じる施工時の初期欠陥であり、劣化機構ではない。よって (3) が該当しない。
選択肢ごとの解説
- (1)該当する。中性化は二酸化炭素によりアルカリ性が低下し、鋼材腐食を招く劣化機構である。
- (2)該当する。疲労は繰返し荷重により、ひび割れの発生・進展や破壊に至る劣化機構である。
- (3)該当しない。豆板は締固め不足などによる施工時の初期欠陥である。
- (4)該当する。凍害は水分の凍結融解の繰返しで組織が劣化する劣化機構である。
引っかけ:初期欠陥(豆板・コールドジョイント・初期ひび割れなど)と、供用中に進行する劣化機構を区別する。
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論点ページ:コンクリート構造物の劣化・補修の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和2年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月25日(日)実施) No.14。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する