コンクリートの劣化機構
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和元年度 前期(2019年6月2日(日)実施) No.14の問題です。論点は「コンクリート構造物の劣化・補修」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
コンクリートの劣化機構に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 疲労は,繰返し荷重により大きなひび割れが先に発生し,これが微細ひび割れに発展する現象である。
解き方
- 疲労は、繰返し荷重によってまず微細なひび割れが生じ、それが次第に進展して大きなひび割れや破壊に至る現象である(コンクリート標準示方書[維持管理編])。
- 問題文は「大きなひび割れが先」「微細ひび割れに発展」と順序が逆になっている。
- よって (1) が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。疲労は微細なひび割れが先に生じ、それが大きなひび割れに進展する現象である。
- (2)適当。凍害は水分の凍結による膨張圧の繰返しでコンクリートが壊れる現象である。
- (3)適当。塩害は塩化物イオンによって鋼材が腐食する現象である。
- (4)適当。化学的侵食は硫酸や硫酸塩などでコンクリートが溶解・分解する現象である。
引っかけ:劣化は「小さな損傷から大きな損傷へ」進むのが基本で、順序の入替えに注意する。
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論点ページ:コンクリート構造物の劣化・補修の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和元年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和元年度 前期(2019年6月2日(日)実施) No.14。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する