令和元年度 前期 No.12論点:鋼構造物重要度 B配点 1点未着手

鋼材の応力度とひずみの関係

これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和元年度 前期(2019年6月2日(日)実施) No.12の問題です。論点は「鋼構造物」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

下図は,一般的な鋼材の応力度とひずみの関係を示したものであるが,次の記述のうち,適当でないものはどれか。

一般的な鋼材の応力度とひずみの関係の図。縦軸は応力度,横軸はひずみ(原点0)。曲線は原点から直線的に立ち上がって点P,点Eを通り,点YU(YにUの下付き文字)で山となった後に少し下がって点YL(YにLの下付き文字)に至り,しばらくほぼ水平に進む。その後再び上昇して点Rを通り,点Uで最も高くなり,やや下がって点Bで終わる。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(4) 点Uは,応力度が最大となる破壊点である。

解き方

  1. 図の点 U は応力度が最大となる点で、このときの応力度を引張強さという。点 U を過ぎると断面がくびれて応力度が下がり、点 B で破断する。
  2. 点 P は比例限度、点 E は弾性限度、点 YU は上降伏点、点 YL は下降伏点である。
  3. よって (4) が適当でない。破壊点は点 B である。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当。点 P は応力度とひずみが比例する最大限度(比例限度)である。
  2. (2)適当。点 E は荷重を除くとひずみが元に戻る最大限度(弾性限度)である。
  3. (3)適当。点 YU は上降伏点で、応力度が増えないのにひずみが急に増えはじめる。
  4. (4)適当でない。点 U は応力度が最大となる点(引張強さ)で、破壊点は点 B である。
引っかけ:「応力度が最大の点」と「破壊する点」は同じではない。最大応力点 U の後にくびれが進み、点 B で破断する。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和元年度 前期(2019年6月2日(日)実施) No.12。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する