地山の掘削作業の安全確保
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 平成30年度 後期(2018年10月28日(日)実施) No.54の問題です。論点は「安全管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
地山の掘削作業の安全確保に関する次の記述のうち,労働安全衛生法上,誤っているものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 手掘りにより砂からなる地山の掘削の作業を行なうときは,掘削面のこう配を60度以下とし,又は掘削面の高さを5m未満とする。
解き方
- 労働安全衛生規則 第357条第1項第1号は、手掘りにより砂からなる地山の掘削の作業を行うときは、掘削面のこう配を35度以下とし、又は掘削面の高さを5m未満とすることと定めている。「60度以下」とした (4) が誤りである。
- 発破等により崩壊しやすい状態の地山は、こう配45度以下又は高さ2m未満とする(同項第2号)。地山の掘削作業主任者は地山の掘削及び土止め支保工作業主任者技能講習の修了者から選任し(第359条)、露出したガス導管の防護の作業は指揮者を指名してその直接の指揮のもとに行わせる(第362条第3項)。
選択肢ごとの解説
- (1)正しい。地山の掘削及び土止め支保工作業主任者技能講習の修了者から選任する(第359条)。
- (2)正しい。ガス導管の防護の作業は、指揮者を指名してその直接の指揮のもとで行わせる(第362条第3項)。
- (3)正しい。発破等で崩壊しやすい地山は、こう配45度以下又は高さ2m未満とする(第357条第1項第2号)。
- (4)誤り。正しくは、砂からなる地山はこう配35度以下又は高さ5m未満とする(第357条第1項第1号)。
引っかけ:手掘りの制限は、砂の地山が「35度以下又は5m未満」、発破等で崩壊しやすい地山が「45度以下又は2m未満」である。60度は、岩盤等以外の地山で掘削面の高さが5m以上の場合のこう配(第356条)であり、混同しない。
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→平成30年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 平成30年度 後期(2018年10月28日(日)実施) No.54。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する