コンクリートのスランプ試験
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度 第2回(2018年2月25日(日)実施) No.6の問題です。論点は「コンクリートの材料・配合」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
コンクリートのスランプ試験に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) スランプ試験は,コンクリートの空気量を測定する試験である。
解き方
- スランプ試験は、フレッシュコンクリートのコンシステンシー(変形・流動に対する抵抗性)を測定する試験で、空気量は圧力法(JIS A 1128)などの空気量試験で測定する。したがって (2) が適当でない。
- JIS A 1101 では、高さ30cmのスランプコーンに試料をほぼ等しい量の3層に分けて詰め、各層を突き棒で25回一様に突き、上面をならした後にコーンを静かに鉛直に引き上げ、コンクリートの中央部で下がりを測ってスランプとする。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。スランプコーンは上端内径10cm、下端内径20cm、高さ30cmである。
- (2)適当でない。スランプ試験はコンシステンシーを測る試験で、空気量は測らない。
- (3)適当。ほぼ等しい量の3層に分けて詰め、各層を25回ずつ突く。
- (4)適当。コーンを静かに引き上げ、中央部の下がりをスランプとして測る。
引っかけ:スランプと空気量はどちらも受入れ検査で測る項目なので混同しやすい。空気量は別の試験(圧力法など)で測る。
同じ論点の過去問
令和8年度 後期 No.10収縮ひび割れを低減する混和材
令和8年度 前期 No.10コンクリートの混和剤(微細な独立気泡)
令和7年度 後期 No.10コンクリート用骨材の性質
令和7年度 後期 No.11コンクリートの配合
令和7年度 前期 No.10コンクリートに使用するセメントの性質
論点ページ:コンクリートの材料・配合の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度 第2回の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度 第2回(2018年2月25日(日)実施) No.6。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する