軟弱地盤の改良工法(固結工法)
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度 第2回(2018年2月25日(日)実施) No.4の問題です。論点は「土質調査・軟弱地盤対策」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
軟弱地盤における次の改良工法のうち,固結工法に該当するものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 深層混合処理工法
解き方
- 固結工法は、セメントや石灰などの固化材を地盤に混合・注入して地盤を固結させ、強度の増加や沈下・変形の抑制をはかる工法で、深層混合処理工法、石灰パイル工法、薬液注入工法などがある(道路土工-軟弱地盤対策工指針)。
- 深層混合処理工法は、セメント系固化材を原位置の軟弱土と深部まで攪拌混合して柱状の改良体をつくる工法であり、(3) が固結工法に該当する。
選択肢ごとの解説
- (1)該当しない。サンドドレーン工法は圧密排水を促す排水工法(バーチカルドレーン)である。
- (2)該当しない。プレローディング工法は事前に盛土荷重をかけて圧密を進める載荷重工法である。
- (3)該当する。セメント系固化材を土と攪拌混合して地盤を固結させる。
- (4)該当しない。サンドマット工法は地表に砂を敷き均す表層処理工法である。
引っかけ:サンドドレーンやサンドマットの「砂」で地盤を固めると誤解しやすい。砂は排水路や作業基盤として使うもので、固結はしない。
同じ論点の過去問
令和8年度 後期 No.7土質試験の試験名と試験結果の利用
令和8年度 後期 No.9軟弱地盤の改良工法(表層処理工法)
令和8年度 前期 No.7土質試験の名称と結果の利用
令和8年度 前期 No.9軟弱地盤の改良工法
令和7年度 後期 No.2土質柱状図とN値の測定
論点ページ:土質調査・軟弱地盤対策の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度 第2回の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度 第2回(2018年2月25日(日)実施) No.4。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する