コンクリートの運搬と打込み
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度 第2回(2018年2月25日(日)実施) No.8の問題です。論点は「コンクリートの施工」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
コンクリートの運搬と打込みに関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) シュートを用いて打込む場合には,コンクリートの材料分離を起こしにくい斜めシュートを用いる。
解き方
- コンクリート標準示方書[施工編]では、シュートを用いる場合は縦シュートを標準とし、やむを得ず斜めシュートを用いる場合は材料分離を起こさないよう傾きを水平2に対して鉛直1程度とする。斜めシュートは材料分離を起こしやすいので、(4) が適当でない。
- 打込み前には型枠や地盤などコンクリートと接して吸水するおそれのある部分を湿らせておき、ポンプ圧送はできるだけ連続して行い、打込み中に表面にたまったブリーディング水は取り除いてから打ち込む。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。吸水されるとコンクリートの品質が低下するので、あらかじめ湿らせておく。
- (2)適当。圧送の中断は閉塞などの原因になるので、できるだけ連続して行う。
- (3)適当。表面にたまった水は、ひしゃくやスポンジで取り除いてから打ち込む。
- (4)適当でない。材料分離を起こしにくいのは縦シュートで、斜めシュートは分離しやすい。
引っかけ:斜めシュートも条件付きで使えるが、分離を起こしにくいのは縦シュートである。「材料分離を起こしにくい」がどちらを指すかに注意する。
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→平成29年度 第2回の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度 第2回(2018年2月25日(日)実施) No.8。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する