河川護岸の種類と各部の役割
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度 第2回(2018年2月25日(日)実施) No.16の問題です。論点は「河川」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
河川護岸に関する次の記述のうち,適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 高水護岸は,複断面の河川において高水時に堤防の表法面を保護するものである。
解き方
- 河川砂防技術基準 設計編では、高水護岸は複断面河道で高水敷幅が十分ある箇所の堤防を流水などから保護する護岸とされており、(2) が適当である。
- 低水護岸は低水路河岸の侵食を防ぐ護岸であり、単断面河道などで堤防と低水路河岸を一体として保護するのは堤防護岸である。
- 横帯工はのり覆工の延長方向の一定区間ごとに設けて護岸の変位・破損が他に波及しないよう絶縁し、縦帯工は護岸ののり肩部の施工を容易にしてのり肩部の破損を防ぐ。(1) と (4) は説明が入れ替わっている。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。これは縦帯工の説明である。
- (2)適当。高水護岸は複断面の河川で高水時に堤防の表法面を保護する。
- (3)適当でない。これは堤防護岸の説明で、低水護岸は低水路河岸を保護する。
- (4)適当でない。これは横帯工の説明である。
引っかけ:横帯工と縦帯工は取り違えやすい。一定区間ごとに横断方向に入れて破損の波及を断つのが横帯工、のり肩に沿って流下方向に通すのが縦帯工である。
同じ論点の過去問
令和8年度 後期 No.20河川に関する用語と堤防
令和8年度 後期 No.21河川護岸の構造
令和8年度 前期 No.20河川堤防の土質材料
令和8年度 前期 No.21河川護岸の法覆工
令和7年度 後期 No.20河川に関する用語
論点ページ:河川の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度 第2回の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度 第2回(2018年2月25日(日)実施) No.16。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する