砂防えん堤の構造と施工
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度 第2回(2018年2月25日(日)実施) No.17の問題です。論点は「砂防・地すべり」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
砂防えん堤に関する次の記述のうち,適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 前庭保護工は,本えん堤を越流した落下水による前庭部の洗掘を防止するために設けられる。
解き方
- 前庭保護工は、本えん堤を越流した落下水や落下砂礫による基礎地盤の洗掘や下流河床の低下を防止するために設けるもので、副えん堤、水叩き、側壁護岸、護床工などで構成される(河川砂防技術基準 設計編)。(4) が適当である。
- 本えん堤の越流部の下流法勾配は、越流土砂による損傷を受けないよう1:0.2を標準とする。基礎の根入れは、一般に岩盤で1m以上、砂礫盤で2m以上とする。
- 施工は、一般に本えん堤の基礎部を先に施工し、次に副えん堤を施工する。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。下流法勾配は1:0.2を標準とする。
- (2)適当でない。砂礫層での根入れは2m以上が通常である(岩盤は1m以上)。
- (3)適当でない。一般に本えん堤の基礎部を先に施工し、次に副えん堤を施工する。
- (4)適当。越流した落下水による前庭部の洗掘を防止するために設ける。
引っかけ:(1) の1:0.5は標準の1:0.2、(2) の1mは岩盤での根入れとの取り違えを狙った数値である。
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論点ページ:砂防・地すべりの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度 第2回の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度 第2回(2018年2月25日(日)実施) No.17。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する