地すべり防止工の工法
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度 第2回(2018年2月25日(日)実施) No.18の問題です。論点は「砂防・地すべり」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
地すべり防止工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 排水トンネル工は,地すべり規模が小さい場合に用いられる工法である。
解き方
- 排水トンネル工は、安定した基盤内に設けたトンネルから集水ボーリングなどで深層地下水を排除し、すべり面に作用する間隙水圧を下げる工法で、地すべりの規模が大きく地すべり層が厚い場合や移動速度が大きい場合に用いる(河川砂防技術基準 設計編 第4章)。規模が小さい場合とする (1) は適当でない。
- 横ボーリング工は帯水層をねらって横方向にボーリングし地下水を排除する抑制工、排土工は頭部の不安定な土塊を除いて滑動力を減らす抑制工、杭工は鋼管などの杭を不動土塊まで建て込んで滑動を抑える抑止工である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。排水トンネル工は地すべり規模が大きい場合に用いる。
- (2)適当。帯水層をねらって横方向にボーリングし、地下水を排除する。
- (3)適当。頭部の不安定な土塊を除き、滑動力(活動力)を減らす。
- (4)適当。杭を不動土塊まで建て込み、斜面の安定を高める抑止工である。
引っかけ:トンネルを掘る大掛かりな工事なので、規模の大きい地すべりに用いると考えれば判断できる。
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論点ページ:砂防・地すべりの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度 第2回の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度 第2回(2018年2月25日(日)実施) No.18。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する