鋼材の溶接接合(溶接の種類)
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度 第2回(2018年2月25日(日)実施) No.13の問題です。論点は「鋼構造物」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鋼材の溶接接合に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 溶接の始点と終点は,溶接欠陥が生じやすいので,スカラップという部材を設ける。
解き方
- 溶接の始点と終点は溶接欠陥が生じやすいので、部材と同等の開先をもつエンドタブを取り付け、溶接の始端・終端が部材上に入らないようにし、溶接後にエンドタブを除去してグラインダ仕上げする(道路橋示方書II)。
- スカラップは、溶接線が交差して溶接が重なるのを避けるために部材に設ける扇形の切欠きであり、始点・終点の欠陥防止のために設ける部材ではないので、(3) が適当でない。
- すみ肉溶接は部材の交わった隅の表面に、開先溶接は部材間に設けた開先(すきま)に溶着金属を盛る溶接で、自動溶接は主に工場で用いられる。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。すみ肉溶接は部材の交わる隅部の表面に溶着金属を盛る。
- (2)適当。開先溶接は部材間に設けた開先(すきま)に溶着金属を盛る。
- (3)適当でない。始点・終点に取り付けるのはエンドタブで、スカラップは切欠きである。
- (4)適当。手溶接や自動溶接などがあり、自動溶接は主に工場で用いる。
引っかけ:エンドタブとスカラップはどちらも溶接欠陥の防止に関係するため混同しやすい。取り付ける補助板がエンドタブ、切り欠いた孔がスカラップである。
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→平成29年度 第2回の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度 第2回(2018年2月25日(日)実施) No.13。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する