土木構造物に用いる鋼材の性質
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度 第2回(2018年2月25日(日)実施) No.12の問題です。論点は「鋼構造物」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鋼材に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 鋼材は,応力度が弾性限度に達するまでは塑性を示すが,それを超えると弾性を示す。
解き方
- 鋼材は、応力度が弾性限度に達するまでは応力度とひずみがほぼ比例し、荷重を除くと元に戻る弾性を示す。弾性限度を超えると塑性を示し、荷重を除いても永久ひずみが残る。
- (3) は弾性と塑性が逆になっているので適当でない。
- 低炭素鋼は延性・展性に富み溶接性がよいので橋梁などに広く用いられ、腐食が予想される環境では耐候性鋼などの防食性の高い鋼材を用いる。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。強さと伸びに優れ加工性もよく、土木構造物に欠かせない材料である。
- (2)適当。低炭素鋼は延性・展性に富み溶接性がよく、橋梁に広く使われる。
- (3)適当でない。弾性限度までは弾性を示し、超えると塑性を示す。
- (4)適当。腐食が予想される場合は耐候性鋼など防食性の高い鋼材を用いる。
引っかけ:文の前半と後半で弾性と塑性を入れ替えたひっかけである。応力-ひずみ曲線(弾性域→降伏→塑性域)を思い浮かべて判断する。
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論点ページ:鋼構造物の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度 第2回の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度 第2回(2018年2月25日(日)実施) No.12。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する