平成29年度 第2回 No.11論点:基礎工・土留め重要度 A配点 1点未着手

土留め工法の部材名称

これは2級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度 第2回(2018年2月25日(日)実施) No.11の問題です。論点は「基礎工・土留め」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

下図に示す土留め工法の(イ)〜(ハ)の部材名称に関する次の組合せのうち,適当なものはどれか。

鋼矢板(波形の矢板壁)で囲んだ掘削部の土留め支保工を斜め上から見た立体図。矢板壁の内側に沿って水平にH形鋼の部材が四角形に回されており,(イ)の2本の矢印はこの矢板壁に沿った水平部材を指す。(ロ)の2本の矢印は,矢板壁沿いの水平部材と,それに直交して掘削部を横断する部材とが交わる隅角部に斜めに取り付けられた短い部材を指す。(ハ)の2本の矢印は,掘削部を横断して向かい合う矢板壁の間に水平に架け渡された部材(継手部やジャッキ部分を含む)を指す。横断部材の交点付近には鉛直に立つ杭がある。掘削底は灰色で示されている。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(4) (イ) 腹起し ― (ロ) 火打ちばり ― (ハ) 切りばり

解き方

  1. 図の(イ)は土留め壁(鋼矢板)の内側に沿って水平に配置され、土留め壁からの土圧を受け止める腹起しである。
  2. (ロ)は腹起しと切りばりが交わる隅角部に斜めに取り付けられた火打ちばり、(ハ)は掘削部を横断して向かい合う腹起しの間に架け渡された切りばりである。したがって (4) が適当である。
  3. 中間杭は、切りばりの交点付近に鉛直に立てて切りばりの座屈を防ぎ支持する杭で、図では切りばりの交点付近の鉛直部材がこれに当たる(道路土工-仮設構造物工指針)。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当でない。(イ)は腹起し、(ハ)は切りばりである。
  2. (2)適当でない。(ロ)は火打ちばり、(ハ)は切りばりである。
  3. (3)適当でない。(イ)は腹起し、(ハ)は切りばりである。
  4. (4)適当。(イ)腹起し、(ロ)火打ちばり、(ハ)切りばりである。
引っかけ:土留め壁に沿うのが腹起し、壁と壁の間を突っ張るのが切りばり、隅角部の斜め材が火打ちばり、と土圧の流れ(土留め壁→腹起し→切りばり)で覚える。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度 第2回(2018年2月25日(日)実施) No.11。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する